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患者さまへ

呼吸器・甲状腺外科 

呼吸器・甲状腺外科概要

当科では胸部疾患(肺がん、転移性肺腫瘍、肺腫瘍、胸壁腫瘍、自然気胸、胸部外傷)、縦隔疾患(縦隔腫瘍)などを中心に診療を行っております。
診断から治療までを一貫して行えるのも当科の特徴です。また当院呼吸器内科とも連携を図り、手術適応、治療方針等についても週1回のカンファレンスで検討を行っております。
年間約150例の全身麻酔呼吸器外科手術を行っており、胸腔鏡手術から拡大手術まで幅広く対応しております。手術では安全性と根治性を第一に考え行っています。

肺がんの治療について
当院では肺がんに対しては胸腔鏡(内視鏡)手術を90%以上で行っています。従来の手術法と比べ、術後の痛みや機能障害が少なく、早期に退院が可能です。
進行がんには呼吸器内科・放射線科と連携し手術・化学療法・免疫療法・放射線治療を組み合わせた治療を行います。
また、術後のフォローアップを大事にしています。抗がん剤などによる術後補助化学療法を行い、再発を抑えます。
肺がん健診について
肺がんは、現在ではがん死亡原因の第一位となっており、がんの中でも悪性度が高く生存率が低い病気であると言われています。しかし、早期のうちに発見し、治療の選択肢を多く持つことができれば、治すことが可能です。そのためには「肺がん検診」の受診がなにより重要です。胸部レントゲン写真による検診で発見された場合、5年生存率はほぼ40%、CTを用いる検診では、5年生存率80%以上という実績が示されています。当院の人間ドックでも受診が可能ですので、ぜひ積極的にご利用下さい。
東京都がん診療連携拠点病院、がん診療支援について
2022年度より、東京都がん診療連携拠点病院となりました。地域のクリニックと密に連携し、術後経過をみていきます。手帳をお渡しします。 他職種からの診療支援を積極的にはかっております。がんの診断が確定しましたら、患者支援センターでもいろいろと支援していきます。

担当医紹介(呼吸器外科)

呼吸器外科部長 加藤 靖文
資格 日本外科学会専門医・指導医
日本呼吸器外科学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会専門医・指導医
日本呼吸器学会専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
身体障害者指定医(呼吸器機能障害)
医師緩和ケア研修会修了
がんのリハビリテーション研修終了

呼吸器外科医長 松浦 久美
資格 日本外科学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
医師緩和ケア研修会修了

呼吸器外科医員 神澤 宏哉
資格 日本外科学会専門医
医師緩和ケア研修会修了

甲状腺外科概要

頸が最近腫れている気がする、人に頸が太くなったと言われた・・などの症状がある方、当科を受診してみてください。

甲状腺疾患のなかで外科的治療を必要とする疾患を取り扱っております。

  1. 甲状腺がん
  2. 甲状腺腫瘍
  3. 腺腫様甲状腺腫
  4. バセドウ病
  5. 副甲状腺疾患

甲状腺専門の伊藤病院での診療経験を関東中央病院に来られる患者さまのために生かしたいと考えております。
また伊藤病院との連携も行っておりますのでご希望の方はご相談ください。

学会関連施設
  1. 日本呼吸器外科学会関連施設(基幹施設:東京医科大学病院)
  2. 日本呼吸器内視鏡学会関連施設(基幹施設:東京医科大学病院)

担当医紹介(甲状腺外科)

非常勤医師 林 博樹
資格 前東京医科大学呼吸器甲状腺外科助教授
日本外科学会認定医、専門医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
日本呼吸器外科学会専門医
甲状腺外科学会専門医
医学博士
IASLC学会員

診療実績

疾患別手術数
疾患名 令和3年 令和4年 令和5年
原発性肺癌 32 43 47
転移性肺腫瘍 5 6 9
その他(良性腫瘍、炎症) 4 9 7
悪性胸膜中皮腫 0 2 1
胸壁腫瘍 0 1 1
胸腺腫 7 3 1
縦隔腫瘍(良性) 8 2 3
気胸 52 72 84
膿胸 8 7 9
外傷性血胸 7 4 8
その他

7

1

12
合計 130 150 182
甲状腺外科手術件数
疾患名 令和3年 令和4年 令和5年
甲状腺癌 4 7 4
バセドウ病 1 0 0
甲状腺腫 4 4 2
副甲状腺腫 1 1 1
その他 2 3 7
合計 12 15 14

その他

「第11次事業 2021年に外科治療を施行された肺癌症例のデータベース研究」
へのご協力のお願い
 

 呼吸器外科では、下記のような診療を受けていただいた患者さんのデータを用いた臨床研究を行います。患者さん個人のお名前や、個人を特定できる情報は一切公表いたしません。
 皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

研究課題名:第11次事業 2021年に外科治療を施行された肺癌症例のデータベース研究 

研究目的 : 全国規模の呼吸器外科基幹施設・関連施設の多施設で肺癌外科切除例を集積を検討することにより、予後・治療の妥当性を検討することです。

研究概要:現在、呼吸器外科基幹施設・関連施設で行われているNCD(National Clinical Date)をベースに2021年全国で行われる肺癌外科手術症例を前向きに集積することにより、予後解析、合併症等の発生頻度の検討をします。

対象となる患者さん
2021年1月1日~2021年12月31日に当科において、肺癌手術を受けられた方 

公示期間  2021年1月1日 ~ 2026年12月31日

研究への参加辞退をご希望の場合
この研究に関して新たに患者さんに行っていただくことはありませんし、費用もかかりません。この研究では日本全国規模において既に管理している患者さんのデータを使用させていただきます。患者さん個人のお名前や、個人を特定できる情報は一切公表いたしません。しかしながら、様々な理由により本研究への参加を辞退される場合には、遠慮なく担当医師へご連絡下さい。本研究への参加は患者さまの自由意志であり、参加の辞退を希望されても患者さんが不利な扱いを受けることは一切ありません。参加を辞退される方は、下記の担当医師へご連絡下さい。

いつでも相談窓口(担当医師)にご相談下さい。
関東中央病院 呼吸器・甲状腺外科 
電話番号 03-34299-1171(代表) (内線5772)  担当医師:加藤 靖文

2021年1月1日
呼吸器外科部長 加藤 靖文

「NCDを用いた本邦における悪性胸膜中皮腫に対する根治術の有用性および予後予測因子の検討:
肺癌登録合同委員会 第12次事業」
へのご協力のお願い
 

 呼吸器外科では、下記のような診療を受けていただいた患者さんのデータを用いた臨床研究を行います。患者さん個人のお名前や、個人を特定できる情報は一切公表いたしません。
 皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

研究課題名:NCDを用いた本邦における悪性胸膜中皮腫に対する根治術の有用性および予後予測因子の検討: 肺癌登録合同委員会 第12次事業 

 

研究目的 : 全国規模の呼吸器外科基幹施設・関連施設の多施設で悪性胸膜中皮腫外科切除例を集積を検討することにより、予後・予後因子を検討することです。

研究概要:全国の呼吸器外科基幹施設・関連施設で以下の期間に悪性胸膜中皮腫の根治術が行われ、登録されたNCD(National Clinical Date)をベースに2022年4月30日の時点でのデータを集積することにより、予後解析、合併症等の発生頻度の検討をします。この日本のデータは今後の悪性胸膜中皮腫の治療・病期分類の改訂に大きく影響することとなります。。

対象となる患者さん
2014年1月1日~2019年12月31日に当科において、悪性胸膜中皮腫手術を受けられた方  

公示期間  2022年10月1日 ~ 2027年12月31日

研究への参加辞退をご希望の場合
この研究に関して新たに患者さんに行っていただくことはありませんし、費用もかかりません。この研究では日本全国規模において既に管理している患者さんのデータを使用させていただきます。患者さん個人のお名前や、個人を特定できる情報は一切公表いたしません。しかしながら、様々な理由により本研究への参加を辞退される場合には、遠慮なく担当医師へご連絡下さい。本研究への参加は患者さまの自由意志であり、参加の辞退を希望されても患者さんが不利な扱いを受けることは一切ありません。参加を辞退される方は、上記の公示期間内に下記の担当医師へご連絡下さい。なお、公示期間の後でも、可能な限りご希望に沿って対応いたします。

いつでも相談窓口(担当医師)にご相談下さい。
関東中央病院 呼吸器・甲状腺外科 
電話番号 03-3429-1171(代表) (内線5772)  担当医師:加藤 靖文

2023年2月16日
呼吸器外科部長 加藤 靖文

「2017年に外科切除された肺癌症例のデータベース研究 (肺癌登録合同委員会 第10次事業)」
へのご協力のお願い
 

 呼吸器外科では、下記のような診療を受けていただいた患者さんのデータを用いた臨床研究を行います。患者さん個人のお名前や、個人を特定できる情報は一切公表いたしません。
 皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

研究課題名:2017年に外科治療を施行された肺癌症例のデータベース研究  (肺癌合同登録委員会 第10次事業)   

研究目的 :全国規模の呼吸器外科基幹施設・関連施設の多施設で肺癌外科切除例を集積し検討することにより、本邦の肺癌治療の実態に対する理解を深め、治療の進歩を目指すことです。

研究概要:肺癌登録合同委員会は、肺がんに関する研究ならびに診療の進歩・普及を図ることを目的として、これまでに本邦の肺がん手術患者さんの情報を全国集計し(肺癌登録事業)、その結果を論文等で報告してきました。今回、2017年に本邦で肺がん手術を受けられた患者さんの情報を集計し、肺がん外科治療の現状と治療成績を調査します。本邦における肺がん研究ならびに診療の実態を把握し、肺がん外科診療の普及および進歩を促すことを目指しています。

対象となる患者さん
2017年1月1日~2017年12月31日に当科において、肺癌手術を受けられた方 

公示期間  2025年1月1日 ~ 2029年12月31日

登録データは以下になります:
・患者情報:生年月日、性別、身長、体重、Body Mass Index、Performance Status、発見契機、併存疾患、喫煙状態、喫煙指数、禁煙期間
・検査情報:術前血液検査結果(KL-6含む)、腫瘍マーカー値、術前スパイロメトリー検査結果、画像的腫瘍径(充実成分径、すりガラス様成分径)、PET検査結果、腫瘍の局在、臨床的TNM因子、臨床病期、臨床的転移リンパ節の位置、転移臓器と転移病巣数、術前組織診断結果、術前導入療法の内容、同時多発肺癌の内容、間質性肺炎の有無と詳細
・手術情報:入院日、手術日、術式、同時手術の有無と術式、麻酔科医の関与有無、手術時間、出血量、生物組織学的接着剤の使用有無、超音波凝固切開装置の使用有無、体外循環の使用有無、術中輸血有無と内容、術中損傷の有無と内容、術式、区域切除の切除区域、アプローチ法、最大創長、創数、肺尖部胸壁浸潤の有無、リンパ節郭清範囲、開胸時洗浄胸水細胞診の施行有無、根治度、合併切除の有無と部位
・病理情報:組織型、腫瘍径(肺胞置換型を含む病変径、浸潤成分径)、病理学的TNM因子、病理病期、病理情報の補足(ly、v、STAS、pl、分化度、他)、Stationごとの郭清リンパ節と転移の個数、術中洗浄細胞診結果、遺伝子変異検査結果
・周術期情報:再手術の有無、術後30日以内再入院の有無、退院日、退院種別、退院時転帰、胸腔ドレーン抜去日、術後合併症、術後補助療法の有無と内容、抗凝固薬/抗血小板薬/術前ヘパリン投与の有無、間質性肺炎の急性増悪の有無、周術期ステロイド投与の有無
・予後情報:再発状態(有無、時期、部位、治療)、予後(最終生存確認日、生死、死因)
・その他

研究への参加辞退をご希望の場合
この研究に関して新たに患者さんに行っていただくことはありませんし、費用も かかりません。この研究では日本全国規模において既に管理している患者さんのデータを使用させていただきます。患者さん個人のお名前や、個人を特定できる情報は一切公表いたしません。しかしながら、様々な理由により本研究への参加を辞退される場合には、遠慮なく担当医師へご連絡下さい。本研究への参加は患者さまの自由意志であり、参加の辞退を希望されても患者さんが不利な扱いを受けることは一切ありません。参加を辞退される方は、上記の公示期間内に下記の担当医師へご連絡下さい。なお、公示期間の後でも、可能な限りご希望に沿って対応いたします。

いつでも相談窓口(担当医師)にご相談下さい。
関東中央病院 呼吸器・甲状腺外科 
電話番号 03-3429-11711(代表) (内線5772)  担当医師:加藤 靖文

2025年1月6日
呼吸器外科部長 加藤 靖文

リンク

NCD

National Clinical Database(NCD)への登録について