血液浄化室は主に腎臓の機能が障害された(腎不全)患者さんを対象に血液透析を行っています。
透析ベッド数は10床であり、手術などで入院透析が必要な患者様、透析導入期の患者様を中心に透析が行われています。
順調に透析導入が行われた患者様は、通院透析のためにご自宅に近い外来透析施設をご紹介しています。
また慢性腎不全の治療以外にも下記「取扱う主な疾患」にあげたような病気も治療の対象となります。これらの疾患では循環器内科、神経内科、代謝内分泌内科、外科などとの十分な打ち合わせの上で血液浄化療法を行っています。
腎臓内科部長 血液浄化室長 |
谷 崇 |
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専門・得意分野 | 腎臓内科 |
資格 | 医学博士 日本内科学会認定内科医 総合内科専門医 日本腎臓学会腎臓認定専門医・指導医 難病指定医 日本透祈医学会認定指導医・専門医 |
腎臓内科医員 | 船越 俊貴 |
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専門・得意分野 | 腎臓内科 |
資格 | 日本腎臓学会腎臓専門医 医師緩和ケア研修会修了者 |
血液浄化室概要
診療体制
当院の血液浄化室は病院の一階、救急外来前にあります。透析ベッド数は10床で、主に入院患者さんを対象としています。
スタッフは医師以外に看護師6名、臨床工学技士2名です。またシャント等のバスキュラーアクセス作成は当院腎臓内科と心臓血管外科が担当いたします。心疾患を合併している患者さんの診断・治療は、当院循環器内科が担当いたします。
治療方針
透析を開始する患者さんでは、正確な腎臓病の評価、心臓や糖尿病等の合併疾患の診断と治療が必要です。それらに基づいて治療方針を決定します。順調に透析が開始できましたら、ご自宅近くなどの通院に都合のよい施設をご紹介いたします。
得意分野
慢性、急性の腎臓疾患の血液浄化療法
取り扱う主な疾患
- 腎不全(急性・慢性)
- 腎不全以外の腎疾患(糖尿病性、高血圧性、ネフローゼなど)
- 難治性心不全
- 敗血症性ショック
- 神経疾患(血液浄化療法を必要とするもの)
- 急性薬物中毒
その他血液浄化療法を必要とする疾患一般
担当医紹介
腎臓内科医師が血液浄化室を担当します。
治療手技・手術
- 血液透析…持続的血液透析
- 血液濾過…持続的血液濾過
- 血液透析濾過…持続的血液透析濾過
- 血漿交換
- 血液吸着
- LDL吸着
- その他急性血液浄化療法一般
主な検査と説明(入院検査、外来検査)
外来
「腎臓内科」
検査
腎生検
診療実績
2023年度
血液浄化件数 2,718件
急性血液浄化 49件
特殊血液浄化療法 39件
その他
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リンク
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