病気のはなし
甲状腺の病気の診断
甲状腺ホルモンの働き・・・細胞の代謝を活発にする
このため、甲状腺ホルモンが増えると、全身の臓器が活発になるため、脈が増える、血圧が上がる、手が震える、やせる、不眠などの症状が出ます。
一方、甲状腺ホルモンが減ると、全身の臓器が不活発になるため、脈が減る、血圧が下がる、浮腫、貧血、便秘、体重増加などの症状が出ます。
甲状腺の病気は、ホルモンの観点から見ると、ホルモンが増える病気、減る病気、ホルモンは関係しない病気に分かれます。そのほか、全身の他の臓器の病気と同じく、良性と悪性に分かれます。このため、甲状腺の病気は下の表にように6種類に分類することができます。なお、ホルモンが増えることを「甲状腺中毒症」「甲状腺機能亢進症」と言い、ホルモンが減ることを「甲状腺機能低下症」と言います。
甲状腺の病気はわかりにくいのですが、皆さんの理解のお役にたてれば幸いです。甲状腺の病気についてわからないことがあれば担当医にご相談ください。
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