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病気のはなし

「乳房アートメイク」のはなし

2019年12月

部長 増子 貴宣

アートメイクとは眉毛やアイラインなどの皮膚の浅い部位に色素を入れていく美容診療で、広い意味では刺青(タトゥー)と類似の施術です。アートメイクは日本では明確に医療行為とされており、医療施設以外のエステなどで行うのは違法とされています。では乳房アートメイクとはどのような治療行為でしょうか?

形成外科では、乳癌患者さんに対して、失われた乳房を再建する乳房再建という診療を行っています。乳房再建には種々の方法がありますが、まずマウンドと呼ばれる乳房全体の盛り上がりを作ってから、乳頭、乳輪と順番に再建を行っていきます。このうち乳房アートメイクは乳房再建の最後にあたる、乳輪乳頭に色を入れる治療法になります。

乳房アートメイクでは、再建した乳頭や乳輪のうち色素のない白い部分に、専用の器械を使って色素を入れていきます(一応麻酔をしますが、ほとんど痛みはありません)。健康な側の乳輪に合わせた色を入れていきます。患者さんにもよりますが1時間~1時間半位で終了します。この方法のメリットは身体への負担がほとんどなく、外来通院で可能であることです。デメリットは、時間が経つと少し色落ちして再度色素を入れないといけない場合があること(リタッチといいます)と、乳房再建の過程の中で唯一、自費診療であることです。しかし、当院の価格はアートメイクの一般的な価格より低めに設定されており(1回2万円、3Dの場合3万円)、保険適応の一般的な入院手術と比べてもむしろ負担は少ないくらいなので、患者さんにとって不利益になることはありません。

さらに当院では、医師の監督下に、アートメイクのインストラクター資格を持った専門の看護師がカウンセリングや治療を行います。仕上がりや患者様からの評判は非常に良く、当院の乳房アートメイクを強くお勧めできる所以です。他に疾病に対するアートメイク(例えば乳癌に対する化学療法で眉毛がなくなってしまった患者様に対する眉アートメイクなど)は行っておりますが、一般的な美容診療のアートメイクは当院では行っておりませんので、ご了承ください。施術内容や費用などでご質問があれば、いつでも形成外科外来にご相談に来てください。

詳しくはこちらの診療科にて

形成外科

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