診察室のリニューアル工事について
当院では、診察室および化学療法を行うブースの不足により、患者様に長くおまちいただいている事の解消に向けて、外来の一部リニューアル工事を行ないました。
1.化学療法室
病院機能の充実を図り、より質の高い医療を提供することを目的に、平成26年12月1日(月)より化学療法室をリニューアルしました。利用者の皆様にとって最適な医療を安全確実に提供し、治療を受けていただけるものと考えています。
新しい療法室は、占有面積を54.4m2に充実・拡張した上で、9ベッドから11ベッドに増やしております。
特徴
- 患者様には、バーコード(患者番号)のついたリストバンドを着けていただき、患者確認、点滴実施内容の確認が行えるシステムを導入し、より確実な治療体制を提供しております。
- ベッドは、すべてリクライニングチェア(フルフラット方式)を設置し、1ブースあたりの面積もゆったりした空間としました。
- 各ベッドはカーテンで仕切ることが可能となっており、患者様のプライバシー保護にも配慮しております。
- さらには、緊急時への迅速な対処のため、心電図・呼吸等のモニタリング装置も配備し、看護師が常にチェックできる環境を整えています。
化学療法室 |
![]() リクライニングチェア(フルフラット方式) |
2.外科外来
乳腺外科外来診察室を増室しました
入院ではなく外来通院で化学療法を受けていただく事が多くなるにつれ、外来患者様の数が増え、お待たせすることが多くなっておりました。
リニューアル実施後、乳腺外科の専用診察室を2室に増やすとともに、うちひとつは検査機器も設置した広い部屋にいたしました。
バリアフリー化の促進
外科外来の全診察室の入口ドアを引戸タイプのドアに変更し車イスでの診察室への出入りが容易になりました。
外科診察室 |
乳腺外科外来診察室 |
3.内科外来
現在高齢の患者様が多くなり、車イス及びストレッチャーでの受診が多くなっていますが、診察室が狭く、医師からも外来診察室の環境改善を求められていました。
そこで、内科外来内にあったフィルム保管庫を廃止し診療室としてリニューアルしました。新しい診察室の面積は従来からある診察室と比べて占有面積も拡大し車椅子での利用にも配慮してバリアフリー化を促進しております。
診療室前の中待合 |
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