このホームページでは、肝癌患者さんの治療に用いられている [ ラジオ波焼灼療法 ] (ラジオ波)についてわかりりやすくご紹介しています。
 ラジオ波焼灼療法(ラジオ波)は、腫瘍に穿刺した針を通して高周波を発生し、熱により腫瘍を死滅させる治療法です。

日本では平成
11年の2月より東大の肝癌治療グループが導入し、すでに1000例を超える肝癌患者さんの治療に用いられておりその安全性が確認されています。

 当院では、私が東大病院から赴任した平成
13年より本格的に導入し、1年半でのべ200名の患者さんがラジオ波の治療を受け効果をあげています。

治療対象となるのは主に
C型肝炎やB型肝炎感染をベースにした肝硬変の患者さんに発生した原発性肝細胞癌ですが、当院では転移性肝癌に対しても積極的に適応を広げています。
−ラジオ波焼灼療法とは−